『いわてのZINE Acil』いわてのジン アシル編集人日記

【心と体、環境の調和】をテーマに、食や農、手仕事、場づくりなどについて取材した雑誌「いわてのZINE Acil」を制作・発行しています。

「ベルガーディア鯨山」の佐々木格さんが「風の電話」を刊行

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【Acil vol.8 場をつくる】の取材でお世話になった、
大槌町「ベルガーディア鯨山」の佐々木格(いたる)さんが
これまでの活動をまとめた単行本
「風の電話 大震災から6年、風の電話を通して見えること」を刊行されました。
初期の文章校正をお手伝いさせて頂きました。


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「風の電話 大震災から6年、風の電話を通して見えること」
定価:本体 1,800 円+税
発行:2017年08月15日
頁数:212頁
判型:四六
ISBNコード:978-4-7599-2188-5
※「風の電話」は商標登録されています。

全国の書店、ベルガーディア鯨山さん、下記から購入できます。
風間書房

HP内のブログには著者・佐々木さんの活動と日常が綴られています。
ベルガーディア鯨山 HP

取材前ベルガーディア鯨山にお邪魔した時のブログ記事


Acil vol.8 より
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佐々木さんは1945年・岩手県釜石市生まれ。

釜石製鉄所を早期退職後、
第二の人生の舞台として「海が見える山」を求め、
同じく沿岸の大槌町に移住。

「地図にない田舎づくり」を目指し、さまざまな花木と菜園、動物たちに
囲まれたイングリッシュガーデンをつくりあげました。


「ベルガーディア鯨山」がある大槌町は
2011年3月11日に発生した東日本大震災で
大きな被害のあった地域のひとつです。

「風の電話」は、東日本大震災をきっかけにつくられたものでは
ありませんが、佐々木さんは
「生きたくとも生きられなかった命と、残された人のために
生かされた自分にできることは何か」と考え、
会いたいけれど会えない人とつながることができる場所として
「風の電話」を開放することにしたそうです。

「風の電話」には線がありません。
心で話すのです。


普段抑えている苦しみや悲しみ、
会いたい気持ちを開放できる場として
また、自身への意識の向け換えのきっかけを与える場として
多くの人の支えになったことと思います。

「風の電話」は震災で傷ついた方々を中心に、
県外からの方も含め、6年間で2万5千人が訪れています。
遠方で来られない方のためにと、CDや絵本も製作されました。

この本では、さまざまなメディアに取り上げられた
「風の電話」がなぜ生まれたのか、
どこに向かっているのかを
この場をつくった佐々木さん自身が綴っています。


また、佐々木さんの活動として
震災で図書館が被災した町の
子どもたちに向けた、本当の感性を育む「森の図書館」
沿岸地域と宮沢賢治の接点などが
丁寧に、ゆるむことなく語られています。

震災に関わる内容なのですが
読後感は温かく、生きることの希望や自分のやりたいことを
見つめなおせるような力強い1冊となっています。




岩手の食、農、手仕事、場づくりについて取材したZINE・Acilをつくっています



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