『いわてのZINE Acil』いわてのジン アシル編集人日記

【心と体、環境の調和】をテーマに、食や農、手仕事、場づくりなどについて取材した雑誌「いわてのZINE Acil」を制作・発行しています。

苦労しているけど頑張っている人の矜持

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台風の進路やら何やら気になることはたくさんありますが
最近はイベントの告知(自分が無関係なものまで 笑)
続きだったので、今日は世の中の情勢にはまったく関係ない
記事をお送りしますね。





今期の某局の朝ドラ、なぜか見ています。
見られる時は…。


主人公の若い女優さん、
レストランのホール係の制服が見事に似合ってますよね。
朝ドラ初出演の時といい、髪型も少しレトロなのが合うみたいです。


時は東京オリンピックの頃。
主人公は茨城県のとある農村の出身。

東京へ出稼ぎに出ていた父親が行方不明になり、
彼女が代わりに仕送りしつつ父を探すため集団就職で上京。
初めに務めた工場が倒産し、
父親も来たことがあるというレストランのホール係に転職。
主人公の恋のお相手は、大学生でいいところのおぼっちゃん。

主人公と大学生がいい感じになってたときが
私としては一番退屈だったのですが(笑)

何もかもうまくいっているような2人が別れたのは
貧富の差からくる価値観の違いでした。
貧富の差というと大げさなんですけどね。

経営難に陥った実家を救うための縁談を持ちかけられた大学生は、
家族と縁を切ってでも主人公と一緒になりたいと語る。
お金に困るかもしれないけど、愛があれば、そんなこと何とかなるよという感じで。
主人公は、そのお金を稼いで家に送るために
私はここにいるんだよ
とたぶん心の中で叫び、
そんな考えの人とは一緒に生きていけないと返す。

ここが、とても良かったです!
悲しい場面なんですけどね…。

「お金で苦労しているけど
頑張っている人の矜持」を見ました。


いくら好きな人でも、聞き捨てにはできないことがあるんですね…しみじみ
この後のおぼっちゃん大学生の対応が
あっさりし過ぎていて拍子抜けしました。
残念というか、もっと粘れないものか…と歯がゆく見てました。

この後、一億総中流社会が訪れるはずなのですが
(一億総活躍と似てる…)
劇中では、まだそこまでの気配はないですね。

茨城の実家は昔ながらの農村そのものですが
お父ちゃんを保護してくれていた女優さんのお宅は
現代と思って見ても豪華な内装で…。
けっこうお金のある・なしがはっきりしています。


「お金で苦労しているけど
頑張っている人の矜持」
と書きましたが、これはお金以外のことにもあてはまる気がします。
仕事上の能力とか、性格のクセとか、けがや病気
ハンディキャップなど…
誰だって、「そんなの簡単に乗り越えられるよね」では
済まされないことがあるのではないでしょうか。

コンプレックスというのは普通に考えると弱点なんですけど
この主人公のように、場合によっては
自分を強くしてくれるものでもあるなと、暇な私は思ったわけです。


朝ドラでは戦争中や戦後を描くことも多いので
「経済的に大変」という設定は珍しくないのだけど
今回は1965年頃ということで、少し身近に感じました。
(それでも50年以上前… Σ(゚д゚|||))



岩手の食、農、手仕事、場づくりについて取材したZINE・Acilをつくっています



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