雪は天からの贈り物
こんにちは。
先週に続き、今週も週末は雪が多いようですね。
あわてて、ホームセンターで長靴や除雪グッズを買い込む人々を見ていると
北国はいつもこんな思いをしてるんだよ、農家もサラリーマンも主婦も学生も、野球やサッカーのスポーツ選手も…
などと思ってしまいます。
関東以南の方は慣れない雪で思わぬけがをしないよう、お気をつけください。
冬の話題では、岩手ですと「本州一寒い盛岡市玉山区藪川」や、その玉山区藪川での「岩洞湖のワカサギ釣り」が知られていますが、県の中西部に位置する西和賀町は豪雪地帯で冬季の積雪量は3メートルにもなります。
降る量によっては災害にもつながる「雪」は「克雪」「利雪」というキーワードでも語られますが
西和賀町で雪となだれの研究をした高橋喜平(きへい)さんの考え方や著書が
「雪」に対するプラスのイメージを広げるきっかけになったのではないかと思います。
西和賀町には高橋さんが創設した「雪国文化研究所」があり、
「雪」と共存する暮らしの知恵などの情報を発信、
かんじきなど雪国体験や結晶の観察なども行っています(要予約)。
雪国文化研究所
また、こんな面白いイベントも。
南のほうでは梅が咲く地域もある中…3月に雪掘り合戦です。
日本列島は長いですね。
春よ来い! にしわが春出し競争2014
自然とのつきあい方で、結果は変わるということ。
「雪」を楽しんでしまおう、という発想自体が、それほど「雪」に北国は翻弄されてきたことの証だと思うのです。
とはいえ、北国の方も油断は禁物です。
雪道の車の運転も慣れてきた頃が危険ですから、注意していきましょう。
「春」はまだ遠い…。
(撮影・伊藤陽一氏)
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